プロミネンス敏江のわくわく珍道中

喜多日菜子アドベントカレンダーのためだけに始めたブログ。現在は主に担当アイドル・喜多日菜子のことを執筆中

喜多日菜子登場時のアイドルマスター界隈を振り返る

我らが妄想の姫君、シンデレラの世界に降臨する…
 
 


目次
 
 
0. はじめに
 
1. 2011年のアイドルマスター界隈について
 
2. 2011年12月31日、喜多日菜子降臨
 
3. 当時のP達の反応
 
4. 日菜子と私のこれから
 
 



0.はじめに

皆様、妄想お疲れ様です。

 

今回、喜多日菜子アドベントカレンダー企画の12月10日を担当します、
「日菜子のライブではTrust meのとTAKAMARIのオレンジ、公式カラーの薄めの黄色サイリウムを振りたいタイプ」、まにゃるば(まにー)と申します。よろしくお願いします。
 
 
まずはこのブロマガをご覧いただいている皆さん、そして今企画を発案いただいたLon Sagisawaさん、推進いただいたpapagenoさんに感謝いたします。
 
 
 
熟練の日菜子Pでしたら既にご存じかもしれませんが、本日12月10日は「アイドルマスターシンデレラガールズ」内にて、喜多日菜子上位報酬SRとなったイベント「第2回アイドルLIVEロワイヤル」が開催された日でした。
 
(ぶっちゃけ私は日にちを検索しました。各種データベースを作成いただいている皆様、ありがとうございます)

本日でちょうど丸6年となります。皆様の中にはLIVEロワイヤルを走り、戦ったプロデューサーも多いのではないでしょうか。


この上位報酬SRに続いてガチャSRやイベントSRでの登場を経て、デレステSSRとして登場、さらには2018年の第7回総選挙の結果私たちの鼓膜に声が届くように(いつも日菜子に寄り添ってくださっている深川芹亜さん、本当にありがとうございます)。
SS3Aでのライブデビューを果たし、6thライブ、先日の7th名古屋でも活躍を見せてくれた日菜子ですが、


その「始まり」を覚えている方は意外と多くないのではないでしょうか?


この記事では、喜多日菜子が私達の前に現れてくれた当時の
モバマス(以後、あえてこう記載します)」、
並びに当時のアイドルマスター界隈について書き連ねます。
 
日菜子が登場した頃にはまだプロデューサーではなかった皆様に、
当時のシンデレラガールズ並びにアイドルマスター全体の雰囲気を
少しでも感じていただければ。
また、当時からプロデューサーの皆様には、当時を懐かしむきっかけになっていたら
幸いです。


※主にここ5~6年でPになられた方向けの記事になっております。「そんなん知っとるわ!あとここのお前の記憶違うわ!」という熟練Pの皆様、許して。
4章だけでも読んでいただければ幸いです。
 
 
 



1. 2011年のアイドルマスター界隈について
 


 
章名で早速ネタバレをしていますが、喜多日菜子がシンデレラガールズの一員となったのは2011年です。まずこの章で、当時のアイドルマスター界隈全体を振り返ります。


前年のTGSで起こった通称9.18事件の影響が残る中、1月10日のアイドルマスターのアニメ化発表による大きな期待と不安の中2011年は始まりました。

震災の影響がある中でのアイドルマスター2の発売、リアル765プロ企画の発表などを経て7月に始まったアイドルマスターのアニメは、
制作陣の熱意や声優陣の熱演、劇中で披露された楽曲のクオリティの高さ、新聞の全面広告を用いた広告などの要素が集まって、大成功を収めたといって良いでしょう。


全25話を持ってテレビ放送を終えたアニメ版アイドルマスターですが、2クール目が放映中の2011年10月14日、バンダイナムコゲームス(当時。現在はバンダイナムコエンターテインメントに社名変更)から、あるアイドルマスターの新作の発表がなされます。


 

上記バンナムのプレスリリースとこの画像を見てもらえば分かるように、


真美やよい律子伊織と見知ったアイドル…を上回る数の謎の女性達…右下の人はなんかたかはし智秋さんに似てる



一定の知名度はありながらも、まだまだ珍しい部類であったソーシャルゲームへの参入

 

そして、「他のプレーヤーのユニットと『Live対決』で勝利すると、相手からアイテムを奪うことができるなど、ソーシャルゲームならではの「駆け引き」が楽しめる。」という、何やら危ない雰囲気を漂わせるゲーム内容…奪うってどういうこと…

加えて配信元であるDeNAへの不安…(前年、公正取引委員会による立ち入り検査を受けていました)

多くのプロデューサーの感想は、新しい展開を喜びつつも、「どうなるんだろうこれ」だったのではないでしょうか。


もしくは、アニメの視聴に夢中でこちらまで意識が向いていなかったかもしれません。


かくして、2011年11月28日フィーチャーフォン向けにアイドルマスターシンデレラガールズの提供がスタートしました(配信と同時に正式名称が判明しました)。

初期登場アイドルは、765プロオールスターズメンバー、トレーナーを合わせて100人でした。

プロデューサーは、それまでのアイドルマスターにはなかった「モバコイン」「衣装の奪い合い」スタミナドリンクエナジードリンクの存在、(鍵クロの使いどころのなさ)LIVEバトル、10連回すと3,000円がするっと消えていく「ガチャシステム」、他人を招待すると貰える天海春香さんといった様々な新要素に驚かされることになります。



スタミナドリンク(通称:スタドリ)。スタミナを回復するという本来の利用目的のほかに、アイドルのトレードシステムを持つモバマスにおいてはトレードの通貨としても使われることになる(もちろん今でも健在)


エナジードリンク(通称:エナドリ)。スタドリとのトレードレートはその時のイベント内容によって流動的であり、さながら為替取引のように相場を読むエナドリトレーダーが一定数存在する


スタドリとエナドリをある程度ため込んでいる図。当時はMyスタドリ・エナドリは存在しなかった


初期のモバマスのマイスタジオ。一番右にいるのが招待春香さん。当時はSレアの数自体が非常に少なかった


特訓。アイドルは自分と向き合うことで成長するのです。当たり前だがSレアの特訓には同じSRが二枚必要



招待春香さん。友人をモバゲーに登録させ、シンデレラガールズを始めさせることで入手できた。


一方で、これまでアイドルマスター世界に登場したすべての人物を上回る数の魅力的なアイドル達との出会いによって、これまでのアイドルマスターのプロデューサー、ファン達に加え、新たなユーザーも巻き込んでシンデレラガールズは興味を持たれるようになっていきました。



シンデレラガールズが徐々に話題になり始める中、初めてのゲーム内イベント「星降るクリスマス」、続いて「アイドルおもちつき大会」が開催され、親愛度報酬、スロットイベントを含めてアイドルが新たに16人登場。「100人いるのにまだ増えるの!?」「ここ1か月で新アイドルの数が765プロ超えてるんですが」といった驚きをもって迎えられました。なお筆者はスロットイベントで登場した日野茜さんに心をガンガン揺り動かされて担当になった模様


https://www.nicovideo.jp/watch/sm16688559
こんなCMも始まりました。このCMでしぶりんから謎の声が聴こえてきたことが話題に。当時は「765プロの誰かが声あててるのかな」といった声が一定数ありました。



そして2011年12月31日。のちに日本全体を揺るがすことになる「あるガチャ」と共に、
妄想の姫君が私たちの前に姿を現すのです…。





2. 2011年12月31日、喜多日菜子降臨

2011年12月31日アイドルマスターのアニメが最終回を迎え、新たな年を迎える直前であったプロデューサーたちの前に、あるガチャが登場します。

その名も、年越し記念「貴音の華」コンプガチャ
後に「不当景品類及び不当表示防止法」で禁止されている「カード合わせ」という手法であると消費者庁に判断され、2012年6月を以て全ての運用が終了した「コンプガチャ」のモバマス第1弾でした(この形式をとったガチャを提供していたのはモバマスだけではないです。念の為)

簡単に説明すると、

①限定Sレアである四条貴音を手に入れるには、コンプガチャから6人のアイドルを引き当てる必要がある


コンプガチャからは対象となる6人以外のアイドルも出る


③確率は良く分からない(当時は確率の明記が必須ではなかった)

というガチャでした。怖いですね。私は貴音を引けませんでした。

当時コンプ対象として新たに登場したアイドルは以下の6人です。

   日下部若葉(くさかべ わかば)【R】(低確率)
   榊原里美(さかきばら さとみ)【R】
   和久井留美(わくい るみ)【R】(低確率)
   吉岡沙紀(よしおか さき)【R】
   杉坂海(すぎさか うみ)【R】
   喜多日菜子(きた ひなこ)【R】



レアとしては強ステータスを誇った若葉と留美さんは排出率が低い(と言われていた)ため「門番」と呼ばれ、彼女たちを引けないがためにコンプガチャから脱落するPを数多く生み出しました。

下記画像が当時の6人です。



・・・・・・・









ん・・・・?



・・・・?













あら








「RARE」
「HINAKO KITA」
「☆☆☆」













「HINAKO KITA」



えっかわいい



えっなんでハの字まゆで恍惚とした表情してるの…?なにしてるの?かわいいんだけど…



なんでもこもこの服着てる割にワンピース短めなのかな…寒くないのかな…



髪が…風に…揺れている…手を…頬に…帽子もこもこ…











「日菜子がアイドルですかぁ~?アイドルと言ったら・・・つまりシンデレラですよねぇ・・・シンデレラってことはお姫様ですよねぇ・・・つまり日菜子の前に王子様が現れちゃうわけですよぉ・・・むふ・・・むふふふ・・・」

 


2011年の大晦日、私の前に喜多日菜子は降臨しました。舞い降りたのです。
コンプガチャの「カード合わせ」の対象のうちの一人として登場したはずの彼女は、

私の
一番の担当、

一番応援したいアイドル、

世界一の妄想ガール、

幼馴染として出会いたかった女性第一位、

秋田県に行けば会えるんですかランキング第一位、

帽子をかぶらせたらこの世に敵なし、

でも帽子がなくてもなんでもとにかく可愛い女の子、

そして、シンデレラガールに導くべき存在

となったのです。



3. 当時のP達の反応


さて、気持ち悪かったですね。

私も書いてて気持ち悪かったです。でも、これが当時の私の本心だったのです。時が経っても、強弱の差はあれどこの気持ちは変わっていません。

 

ゆるして。

 

自分語りから戻って、当時のプロデューサー達の反応を振り返ります。

 

といっても、いかんせん資料が少ない…どうにかサルベージした数点を紹介します。


a.とりあえず日菜子のプロフィールをまとめてくれたP

喜多 日菜子(きた ひなこ)
パッション レア コスト8
・「貴音の華」コンプシートの一人。15歳。
・アイドル=シンデレラ=お姫様=白馬の王子様が来る、と考えている。
・趣味は妄想。見た目がちょっと雪歩に似ている。

非常にシンプルかつ的確な紹介ですよね…。特に、当時「雪歩に似ている」というコメントは多かったと記憶しております。
なお、12月24日の喜多日菜子アドベントカレンダーにおいて、ベルリシアさんが「日菜子P、雪歩P多い説」というネタを挙げてくださるようです。そちらをお楽しみに!



b.コンプガチャのコンプに手いっぱいで印象がそんなにないP

「若葉が来ない…他は来たんだけど若葉が…」

「こっちは和久井さんが来ないよ。」

「なんでお前らそんなに出ないんだよ、俺はその二人はとっくに揃ったぞ。ハルク・ホーガンが出ないけど」
(当時杉坂海さんのポーズがハルク・ホーガンに似ていると言われていました)



「榊原里美、何とは言わないが胸がでかい」

「言ってるじゃねーか」

「吉岡さんはあれかな、深夜にガード下で活動してるタイプの人なのかな」

「趣味妄想ってwwwまた変なのが来たな」


変なの…まあ尖ってはいますが。
なお当時の広告。

ある種公式と解釈が一致している…のかもしれません。まあ間違っていない。

 


c.トレードで日菜子を大量回収するP

モバマスのトレードにおいて、喜多日菜子だけを大量に回収するPが現れました。


限定ガチャのアイドルとはいえ特技持ちではなかった日菜子のトレードレートは、若葉や和久井さんといった強Rに比べると低かったのですが、このPの登場によりレートが上がりました(これによって日菜子の話題が増えたりしました)。


なお、コンプガチャ自体は終了してしまいましたが、現在当時の喜多日菜子レアは先日配布もされた「レアセレクトスカウトチケット」を使用すれば容易に手に入ります。
ぜひ!日菜子と!!!!!!!!!

一緒に!!!!!!!

 


d. 「趣味:妄想」から、音無小鳥さんを絡めるP

「小鳥一族か……」

「小鳥さんの親戚でしょこの子?」

『ひな』こだけになw>小鳥一族

当時はモバマスにおいて765プロの存在が今とは比べ物にならない位

大きく、765プロメンバーとの絡みを妄想するPが多く見られました。

 

 

あーかわいい



こののち、2012年4月に開催されたアイドルサバイバル in テーマパーク において、[妄想お姫様]喜多日菜子としてSレアデビュー。当時珍しかった無課金報酬での「パッションタイプの攻 大アップ」を特技として持ち、無課金のみならず微課金Pのフロントメンバーとして採用されるようになった日菜子は、だんだんとPの中での知名度を上げていくのでした。

 

 

[妄想お姫様]喜多日菜子。右上の雲は妄想を表している・・はず

 

[妄想お姫様]喜多日菜子+。

のちに明らかになった全体写真では、遊園地をパレードする日菜子の姿を

観ることができる。Sレア時の妄想が現実になっているのかもしれない。






4. 日菜子と私のこれから

ここまで見ていただいた根気強い皆様、ありがとうございました。
当時のアイドルマスターシンデレラガールズの空気、並びに喜多日菜子の登場時の雰囲気について、少しでも感じていただけていたら嬉しいです。

さて、日菜子と私のこれから、と章立てをしました。

これまで、様々なカード・エピソードによって、私たちに多くの幸せを与えてくれた日菜子。

総選挙でも第2回から第7回まで圏内入賞を果たし、第7回で属性3位入賞をしたことで、深川芹亜さんという素晴らしいパートナーに出会うことができました。


ここ1年半の日菜子と深川さんのライブでのパフォーマンスを見て、深川さんが日菜子と一緒にいてくれて良かったと思わない人はいないでしょう。少なくとも私は最大限の感謝をしております。

 


私には日菜子に次に唄って欲しい唄があります。


「CINDERELLA MASTER」シリーズでのソロ曲です。


日菜子の魅力をもっと沢山のプロデューサー・ファンの人に知って欲しい。

ライブで、日菜子がソロで歌唱する姿が観たい。

ドーム会場いっぱいの虹色のサイリウムが、すべての観客・王子様から、日菜子のためだけに振られる姿を観せてあげたいのです。

 

日菜子の座右の銘は、「夢とは起きて見るもの」。

彼女が現実の世界で壮大な夢を見ることができるよう、導いてあげたいのです。



現状、日菜子をそのステージに導くために、一番近い方法は総選挙だと思っています。

この記事を見てくださった皆さん。特に日菜子P以外の皆さん。


来る第9回総選挙、日菜子に力を貸してくださいませんでしょうか。
ご自分の担当アイドルに投票される傍ら、1票でも日菜子に票を入れてくださいませんでしょうか。

 

日菜子と私に、すべての日菜子Pに、力を貸してください。



どうか、よろしくお願いいたします。

 

以上で、12月10日のアドベントカレンダーを終了いたします。

閲覧いただきありがとうございました。